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ふらここのお人形づくり

新しい感性と伝統技法で、
今までにない可愛い赤ちゃん顔を

ふらここのお人形は、ひとつひとつのお顔に
名前があり、十人十色の可愛らしさがあります
もっと眺めていたい、
ずっと一緒に過ごしていたい
見る人みんなを笑顔にするような、
愛されるお人形を作っています

現代のお母さまの好みや感覚を、
ふらここの良さと融合させていく

愛され続けるお人形づくりには、センスの良さ、思いやりのある温かい心、そしてお客さまの好みを理解することが不可欠な要素です。ふらここのアトリエでは、その資質をもった現代のお母さまと同世代のスタッフたちが心をひとつに、常にお客さまから喜ばれる人形づくりを考えています。可愛らしいお顔の基準も、10年前と今では変化しています。例えば、「これまでにない、元気で健康的な表情も取り入れてみては」など話し合いを重ね、お顔や衣装のデザインなどを練りあげていきます。

3Dプリンターで
新しい感性をダイレクトに反映させる

ふらここでは、従来の常識を超えた3Dプリンターによる原型づくりをしています。3Dの原型から生まれるお人形は、若いお母さまからとても人気があります。それは、造形をいろいろな角度から微調整できるため、より好まれるお顔へと繊細につくりあげていくことができるからです。愛され続けるお人形のお顔は、このように科学的なアプローチも大きく貢献しています。ふらここは、3D機器を活用した生産・販売体制の評価から「東京都経営革新優秀賞」の最優秀賞に選ばれています。

可愛らしいお顔を伝統職人がつくる

オリジナルの型に素材を流しこみ、熟練職人が作ったガラス製の目を入れて、お顔の素地をつくります。そこに上質の貝の殻を細かく砕いた胡粉(ごふん)をぬり、美しい肌をつくります。目や口などを描く「面相」は、経験と勘による非常に細やかな手仕事。赤ちゃんの愛らしい表情をつくるため、下まつげを描くこともふらここの特長です。髪の毛は上質な絹糸を植えこみ、ていねいに結い上げて仕上げます。

丸みのあるボディに衣装を木目込む

桐の粉をかためた桐塑(とうそ)で、赤ちゃんらしい丸みのあるボディをつくります。衣装の織物はあらかじめ丁寧に裁断しておきます。ボディには衣装を着せるための筋を掘り、そこに織物の端をへらで差し込み、衣装を着せていきます。布がしわにならず、柄の出方も意識しながら、真心をこめて完成させます。

赤ちゃんのような可愛い姿に完成させる

お顔とボディをいよいよ合体させます。丁寧に真心をこめて仕上げ、お人形の産声を待つ瞬間でもあります。まっすぐに、よい角度で胴体にお顔をさしこみ、プロの目で確認していきます。その後、髪を美しく整えてできあがり。これからはじまるお人形のしあわせな旅立ちに思いが広がります。

伝統工芸士 金子久一

伝統工芸士伝統工芸士金子久一

丁寧な人形づくりと木目込み仕上げの上質さに評判があり、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞などを受賞。お客さまに喜んでいただけることをモットーに、経験は半世紀をこえる。
「ふらここの人形の魅力は、赤ちゃんのように丸みがあって可愛らしいお顔とボディ。大人びた細面でなく、ふっくら優しい赤ちゃん顔でたいへん人気があります。雛人形や五月人形は、お客さまにとってたったひとつのもの。一生大事に可愛がっていただけるよう心をこめ、自信をもって送りだします」。

最後の仕上げで、
愛され続ける輝きを

綺麗にお化粧して、美しい衣装をまとったお人形が、
愛情あふれるご家族に届く日が近づいてきました
ふらここのスタッフは、大切なわが子を送りだす気持ちで、
お人形の完成を細やかにチェックし、丁寧に仕上げていきます

人形職人から受けとったお人形の、髪を丁寧にとかし、リボン結びの形を可愛らしく整えます。
お顔にふわっと紅をさし、目鼻、お口のお化粧も入念にチェック。衣装の乱れやよごれはないかなど、お人形を360度回しながら入念に、時間をかけて最後の仕上げを行います。
どの角度から見ても美しく、ふらここらしく
可愛らしいお人形がお客さまの手元に届くよう、真心をこめて送りだします。

ふらここのお人形づくり