皆さんこんにちは、三寒四温の日が続いておりますが、
いかがおすごしでしょうか?
ふらここは、雛人形のお届けが佳境に入り、
毎日が目の回る忙しさです。
そして、雛人形のお届けが終われば、
今度はあっという間に五月人形のお届けです。
五月人形のご注文も日に日に増えてきていますので、
ご検討中の方には、どうぞお早めに!
さて、そんな日々ではありますが、毎年恒例、
2月の出張に行って参りました!
今年は15日の夜に京都入りし、
翌日一日かけて京都の布地屋さんを巡り、
夜に名古屋に入ります。
次の日には名古屋・岐阜・静岡を巡る
ハードスケジュールだったのですが、
初めてお会いする職人・メーカーさんとも
お話させていただくことが出来、
とても得るものの多い出張でした。
少しだけ、出張の様子を紹介させていただきたいと思います。
京都では、昨年もお伺いした布地屋さんを
3ヶ所、訪問してきました。
1件目にお伺いしたのは、
京都でも長い歴史を誇る絹織物の名門の
布地屋さんです。
ふらここの雛人形・五月人形の
正絹のお衣装の布地を織っていただいてます。
今年も、熱心に展示の布地に見入る、
企画担当のふらここ代表・原とスタッフSの様子です。
伝統的な古典柄を参考に、
「この柄にかわいらしい絵柄を組み合わせたらどうか?」
「色合いを淡くしたらどうなるか?」
自分のイメージしている色や形を先方にお伝えして、
再現が可能かどうか確認したり、
光の当たり具合でも布地の色目の印象が
がらりと変わることもあるので、
アドバイスをいただきながら、
より具体的に企画のイメージを膨らませていきます。
こちらでは、ふらここオリジナルの柄で
布地を織っていただいているのですが・・・
毎年、難しいお願いをして、
困らせてしまっていることも多く・・・(^-^;)
ですが、試作を重ねてこちらのイメージ通り、
それ以上に素敵な布地を織り上げてくださるので、
本当に感謝しています。
ふらここといえば、かわいらしいうさぎや小花柄の
お衣裳が多いですが・・・
ふらここの小さくてかわいい雛人形に合う、
新たな柄を模索中です。
2件目に訪問したのは、雛人形の屏風の刺繍地を
仕入れている布地屋さんです。
次年度の雛人形の新作の背景に使用する
刺繍地を拝見させていただきました。
人形に着せる衣裳とのバランスはどうか、
屏風の刺繍地が主張しすぎないか・・・
飾りつけたときの全体のバランスを想像しながら、
細部まで確認していきます。
お人形やお屏風、単独で見たときにかわいいのはもちろん、
組み合わせて飾り付けても「かわいい」ことを大切に、
検討を重ねていきます。
そして3件目は、人形の衣裳や被布を
仕入れている布地屋さんです。
こちらでも、新作の衣裳の布地をお願いしています。
スタッフSが、展示会場中を歩き回り、
しきりに布地を確認していきます・・・
どうやら、サンプルで織っていただいた布地の色を
変更してもたうために、
イメージに近い色を探していたようです。
自分のイメージを的確に伝えることは
とても難しいことです。
そして、伝えられたとしても、実際に布地として
織り上げてもらってイメージ通りかはまた別の話でもあります。
何度も試行錯誤を重ね、
お客様に喜んでいただける商品目指して、
職人・メーカーと協力しあい、
もの作りに励んでいます。
気の早い話ではありますが、
このように、ふらここの商品企画はすでに
次年度・平成29年度に向けて動き出しています。
次年度も多数新作をご用意いたしますので、
どうぞ楽しみしていてくださいね!
次回の記事では、出張二日目の
名古屋・岐阜・静岡について少し
紹介させていただきますね。